盤は12×12。この下から4段目までが自陣となる。
この自陣いっぱいに駒を置いていく。歩兵、金将、銀将に飛車、角行などおなじみの駒の他に、獅子、鳳凰、奔王、仲人など見たことのない駒がある。桂馬はない。
駒は取り捨てで再利用できない(再利用できたら大変なことになってしまいそうだが……)。酔象という駒は成ると太子となり、これは王将と同じ役目のため(跡継ぎか?)、太子と王将の両方がある側には王手がなくなったりする。一度に2歩進める駒があって、動かずに取ることが出来たりする。
本「世界のゲーム事典」などを読んで駒を手作りしたわりには、ほとんど遊んでいないので、面白いのか面白くないのか良く読めないところもあるのだが、存在だけでも知っていて良いと思う。
ちなみに中将棋の解説なんてものもある。便利な時代になったもんだ。