筆者がテーブルゲームやカードゲームを趣味にするきっかけとなったゲーム。カードゲームで,時々6面体ダイス(いわゆる普通のさいころ)を使うゲームである。
ゲームの舞台は,いわゆる剣と魔法の世界。ぶっちゃけて言えばRPGの世界である。ここに洞窟があり,その奥には宝が眠っている。が,そこには当然モンスターもいる。それをなみいる戦士たちを使って切り抜け,宝を一番最初に持ってきたプレイヤーが勝ちである,というゲームである。
と,書くと,皆さんはどういうカードゲームを想像するだろうか?言っておくが,このゲームはあくまでカードゲームである。
面倒なので,答えを書いてしまうと。
まず,「洞窟の奥に行く」「洞窟から出る」この2つの行動は,「洞窟カード」という,進む距離を書いたカードをどんどん出していって進むのである。前の回で25,この回で10出すと,それで35進んだ,というように。
「モンスターが出てくる」これは,自分が持っている「モンスターカード」を,他人の出した洞窟カードの上にのせてしまうことによって起こす。このカードが出てしまうと,自分の持っている「勇者たちのカード」と「魔法」などを使って(ここでさいころを振って運試しをする)切り抜けない限り,先に進めなくなってしまう。
しょうがないから,自分の持っている「モンスターカード」を進んでる他人にのせて気を紛らしたりするのだが,その辺がこのゲームの名前が,「モンスターメーカー」になっているゆえんだったりするのだろう。
ゲームのルールはちょっと例外があるものの,単純で,わかりやすい。カードのキャラクターもかわいい。入手も,意外と簡単である。(ポストホビーに行けば置いてあるはずだし,東急ハンズで取り寄せも可能なはずだ)
このゲームのキャラクターに人気がでたせいか,ゲームの続編が6くらいまででている。が,一番面白いのは1である。