モノポリーカルトクイズの答え
(間違い等ありましたら、(hid_hara@ba.mbn.or.jp)までお知らせ下さい。)
- ($20の枚数) 6枚
$1500の内訳は、$500−2枚、$100−2枚、$50−2枚、$20−6枚、$10−5枚、$5−5枚、$1−5枚
- (会長の名) 糸井重里
あたりはずれの大きい、ギャンブル的なプレーが好きらしい。前回の日本選手権1回戦では、最初に破産した。が、結局入賞している。宮沢りえをモノポリーに引きずり込んだことは一部で有名。
- (日本版の名前) ヤングモノポリー
ケナーパーカージャパンがつくったもので、現在はポケッタブル盤でしか発売されていない。現在版権を持っているトミーのつくったモノポリージャパンは東京の名前ではなく、日本全国の地名を取り入れていて、イラスト等の趣味が悪い。しかも金券の価格を10倍にしたため、慣れないと戸惑いが大きい。
(注:現在の版権はハズブロージャパンが持っている(96.12))
- (記念碑の場所) パークプレイスに面するボードウォーク
2つの通りは、モノポリーの中で一番高い土地になっている。アトランティックシティは、昔アメリカ横断ウルトラクイズで「ダウト・クイズ」をやったことのある所。罰ゲームで歩いていたのが、ボードウォークだ。
- (初モノポリーの値段) $4
モノポリーは最初、何人かの共同製作でつくられていた。そのときに誰かが言い値で売ったかもしれないが、記録に残っている一番古いのは$4である。
- (米国メーカー) パーカーブラザース
1920年代の最初の発売時から、モノポリーを一貫してつくっている、有名なゲームメーカーである。
- (宝くじ) マクドナルド
宝くじというか、正確には、販売促進のキャンペーンの一種である。昔日本でやっていたクイズでマクドナルドの製品が当たるキャンペーンのようなもの。ちなみに一等は$100万であった。
- (作曲者) すぎやまこういち
あの、ボードゲームに曲を書いたのかと錯覚するかもしれないが、実はファミコン版「モノポリー」のBGMである。すぎやまこういち氏もボードゲームフリークとして有名。
- ($15を払う) POOR
昔は「お金を落としちゃった。」と和訳されたこともあった。
- (オーストラリア版のコマ) コアラ
結構人気があるらしいが、東急ハンズでもオーストラリア版のモノポリーはおいていなかった。こうなったらオーストラリアにでも旅行に行った折りに買ってくるしかあるまい。
- (テレビ番組) ゲーム名人戦
うち(盛岡)で、CX系のテレビ局がなかった時代の話なので、詳しくは知らない。
- (ロシア語) CTAPT!
たぶん「スタート」と読むのだろう。まだソ連があった時代につくられた(わずか数年前)もので、現在も製造されているかは未確認。
- (イギリス版) パークレーンとメイフェア
ロンドンでの高級住宅地の名前らしい。エルトン・ジョンが「(この2つの土地が)手に入らない時のゲームは、破産までつきあうのが苦痛だ。」とかなんとか言っているらしい。
- (中国語訳) 大富翁
私は見たことがないが、すごい粗悪品らしい。それでも中国では……。
- (日本初) はなやま
有名なボードゲーム会社。知らないゲーマーはたぶんもぐりだ。
- (ジャックポット) フリーパーキング
アメリカでは半ば正式ルールとして受けとめられているらしく、昔私が対戦したときにこれをめぐってトラブルがおきたことがあった。資金の流入量が増え、ゲームが大味になる。
- (ホテル1軒) $115
ちなみに家一軒あたりの修理費は$40だから、ホテルの修理費の方が安くつく。
- (行けない鉄道) ショートライン
チャンスのマスが、ショートラインの前にないため。ちなみにショートラインというのは本元アトランティックシティでは貨物輸送のバス会社だった。
- (谷山浩子) おひるね宮とおさんぽ宮
「それ行け!マルハイ(○の中に廃)ゲーマーズ」(谷山浩子著)より。歌の一節だか題名だかからとってきたらしい。谷山浩子と言うのは、やけに暗い歌か、そうでなければやけにメルヘンチックな歌を歌うゲーム好きのシンガーソングライターである。(こういうことを書くと、谷山浩子ファンに闇討ちにあう。)
- (第1回) ニューヨーク
1970年に開かれた。世界選手権は3年に1度開かれている。ちなみに日本をのぞいた世界選手権のレベルというのは、日本選手権のレベルより格段に低いらしい。
- (入れ替わり) ?チャンス
エポック社は、はなやまの次にモノポリーをライセンス生産した会社。現行のモノポリーに簡単なアレンジを加えて発売した。たとえば、ボタンで自動回転するダイスマシンとか。
- (お菓子) チョコレート
結局買い手はつかなかったらしい。しかしあのゲームのどこをチョコレートにしたのだろうか?
- (36時間) 無重力状態
記録には「無重力状態」としか書いていない。しかし、現在36時間も無重力状態が続くのは宇宙空間しかあるまい。NASAも宇宙空間で遊ぶためのモノポリーセットを開発しているし。
- (根本的誤り) 51カ所
パーカーブラザースは1度却下したが、その後のモノポリーの売れ行きに再度買い取りを申し出た。一方、チャールズ・B・ダロウも限界を感じていたので、そのときは修正に応じたという。
- (総額)$1880
GOのそばから、リーディング鉄道($200)、セントチャールスプレース($140)、電気会社($150)、ペンシルバニア鉄道($200)、ニューヨーク通り($200)、イリノイ街($240)、B&O鉄道($200)、電気会社($150)、ボードウォーク($400)。総額はでなくても、権利書の名前ぐらいは覚えておかないとモノポリーで勝つことは難しい。
- (釈放カード) 共同基金カード
序盤にこれをひくとうれしいが、中盤からは刑務所からでないようにゲームを進めるのが常識なので、あまりうれしくない。でも刑務所からでるときに使う$50を使わなくてすむのは大きいかもしれない。
- (車のカタログ) ロールスロイス
このゲームがでた当時は$100でロールスロイスが買えたのだろうか?ちなみにほかには、ヨットのカタログなどが書かれている。
- ($1000) ニューヨーク通り
オレンジの一番最後にあるマス。刑務所からの射程距離にあることや、チャンスカードで進む可能性のあることから、もっとも恐れられている土地である。ゲームをするときは、オレンジのカードを容易にそろえさせるとちょっとまずい。
- (水道会社) WATER WORKS
公共会社はあまり止まる確率が高くないので、それ自体で取引されることはあまりなく、ほかの権利書とセットで取引されることが多い。しかし、序盤の10倍攻撃(両公共会社をそろえると、止まったときそこに来るまでのダイスの10倍もらえる)は結構おおきい。
- (10/3) お茶の水スクエア
前にも書いたとおり、日本のモノポリーの強さは世界一である。「この選手権で勝った人が世界1位、次の人が世界2位でしょう」とは糸井重里の挨拶。お茶の水スクエアとは、女性専用図書館とかカザルスホールとかのあるビル。
(その後,95年の予選は科学技術館,96年の予選は三省堂ホールで開かれました(96.12))
- (10万円) フランクリン・ミント
朝日新聞の日曜版の下の方でよく通信販売をやっている会社である。10万円だが「友達と半分ずつ出し合って共同購入した」という人が日本選手権にいた。
100点満点で、平均点30点台、モノポリーを少し知っている人なら60〜70点以上は行ってほしい問題としたつもりです。いくつか難問が混じっているので、100点は無理でしょうが。
「快楽モノポリー講座」「モノポリーにものすごく強くなる本」「世界チャンピオンが教えるモノポリー」等々のネタ本を使ってこのクイズを作りました。よって、これらの本の愛読者なら楽勝かもしれません。
もう一つ,最近スーファミの「モノポリー2」買ったんですが,けっこうダブってるネタが多いですね。つまり,「快楽モノポリー講座」等のネタ本を使って(もしくはこれらネタ本を作った人が)ゲームの方を作ってるってことでしょうか。(96.12)
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