8歳以上の子どもが混じってプレイするときに起こりがちな問題を排除したルールです。 基本ルールとの違いは主に以下の通りです。
トレーラーは購入できません。荷物の最大積載量は常に6個です。
公開依頼は入札で手に入れるのではなく、公開された出発地に着いたプレイヤーが手に入れます。
(訳注:ちょうどで入る必要はありません。そのため6で好きな数進めるというルールも必要なくなります)
最初の手持ち資金は2000DMです。
各プレイヤーはトラック会社となり、トラックを1台選んで地図の上に置きます。
このトラックは都市のマスに置いてはいけません。また、1つのマスには1台のトラックしか置けません。
この配置はゲームに影響するので、依頼カードを配布する前に行わなければなりません。
荷物やマークは、地図の上にある、グレイの荷物置き場マスの上にまとめて置いておきます。マークは、丸いプラスチックの小さな土台に立てるようにします。
誰か1人が銀行を兼務します。各人2000DMずつ小銭で受け取ります。
依頼カードはよく混ぜ、各人に5枚ずつ配ります。どういう順番で仕事をこなすかをよく考えて、その順番に裏向きに並べてください。カードの下段にある表はこのルールでは使いません。
残りのカードのうち10枚が、自由市場で公開募集する依頼カードとなります。
山札の上から3枚めくり、ゲーム盤上の4つの青い置き場のうち3ヶ所に表を上にして置きます。残ったカードは脇に置いておきます。これは別のイベントで使います。
イベントカードはよく混ぜて、警告サイン(赤白の三角形)の見える側を上にして、ゲーム盤の対応する場所に置きます。
さいころを振って一番大きい目を出した人から始めます。
スタートプレイヤーからさいころを振ります。さいころの目だけ、トラックを前に動かします。順番にさいころを振りあって、好きな方向にトラックを進ませます。
各マスは1台のトラックしか入れませんが、後続のトラックがその先のあいているマスに入る場合、追い越すことはかまいません。前回このマスに入って来た方向に進んでもかまいません。(自分の持っているカードの)出発点に入るとき、目的地に着くとき、障害物があるときはさいころの目を余して止まってもかまいませんが、余った分は無視されます。
依頼カードには出発点と目的地が書かれています。
出発点に入ったプレイヤー(さいころの目がちょうどでなくてもかまいませんが、余った分は無視されます)は荷物をカードに書かれているだけ積み込むことができます。荷物は荷物置き場からもらってきて載せます。同時にその依頼カードを公開し、自分の前に置いておきます。これでこの仕事を請け負ったことを示します。
プレイヤーは先に進みます。すぐに目的地に行っても良いですし、追加の荷物を積み込むために次の出発点に進むことも出来ます。これは戦略上有利な方を行ってください。最大6個しか荷物を積めないことに気をつけてください。(トラックには縦に荷物を6個積むスペースしかありません。) 一つの仕事は、荷物を目的地に全て運ぶまで終わりません。一部だけ荷物を運ぶと言うことは出来ません。
目的地に着いたプレイヤー(さいころの目がちょうどでなくてもかまいませんが、余った分は無視されます)は、荷物を下ろすことができます。おろした荷物は荷物置き場に戻してください。与えられた依頼はこれで完了です。銀行からカードに書かれているだけの報酬を受け取ってください。プレイヤーは先に進みます。新しい荷物を積み込むために進んでもかまいませんし、まだ荷物があるなら、次の目的地に進んでもかまいません。
プレイヤーは公開された依頼を追加で取得する事が出来ます。もし、彼が公開された募集を手に入れたいなら、次の方法で行います。
トラックの荷台に空きがあるなら、すぐに荷物を積み込めます。積み込んだら自分の前にカードを公開します。もしそのプレイヤーが後で荷物を積み込みたいなら、この依頼カードを手札に加えます。ただし、後で荷物を積み込むには、再びその都市に入らなければなりません。
公開された依頼を誰かが手に入れたら、山札から新しい依頼カードを1枚めくって場に置きます。これは全ての依頼カード(10枚)がめくられるまで行います。