最近では東京の数ある地名の中でも一番知名度の高いと思われる永田町に、国立国会図書館という図書館がある。その名前は聞いたことのない人は多分いないだろうし、「日本中の本がそろっている」という意味では、知らない人はいないはずである。なぜ日本中の本が国会図書館にはあるのだろうか?実は日本で出版された印刷物は、全て国立国会図書館に寄贈しなければならないという法律があるのである。(国会図書館法というらしい)
 ところで、なぜいまこんなことを書いているのだろうか。実は……

般教・総教案内

「けあ」を国立国会図書館に寄贈した!

からである。国会図書館からちゃんとお礼状も届いているのだ。(右下参照)その時の様子を、実際に寄贈した部員Kの話をもとに、ここに書こう。

 国会図書館に行ったのは、4月のある晴れた日でした。国会図書館という名前は知っていたけれど、実際に行ったことはなかったので、実はどんな所かあまり知らなかったんですけどね、とりあえず受付に行って、
「雑誌を出版したんですけれども、まだここに寄贈してないのですが……」
と言ったら、なにを思ったのかそこのねえちゃん
「寄贈しなければいけないんです!」
って怒りだしちゃったんです。で、
「だから、寄贈しようと思ってここに来たんですが……」って言ったら、急にニコッとして、
「あ、そうですか。それならばこの紙に必要事項を記入してくださいね。」
って言われたんで、いろいろ書いてとりあえず寄贈しました。そいでもって、
「お礼状のほうは、半年後くらいの発送になりますので、ご了承ください。」
とかなんとか言われて、帰ってきたんです。

良くわからない話ではある。が、「半年後」とかいって、1か月しないうちにお礼状を送ってくるあたり、国立国会図書館もただものではない、と感じた。
ニ感じた。